ラマダンは3密条件に当てはまっている?コロナウイルス対策は? | トレンドインフォメーション「まとネタ！」

今世界中を恐怖のどん底に落としいれているコロナウイルス。

大人気タレントの志村けんさんがお亡くなりになられたことでより一層不安を煽ることになりました。

いつ終息するかわからないという点も不安になる要因の1つだと思います。

日本政府はこのコロナウイルスの対策として「3密」を避けるようにと警告しています。

密集、密室、密接をまとめて3密と言いますがとある行事でこの3密が全て満たされようとしています。

それが「ラマダン」です。

「ラマダン」を行うことでコロナウイルスの拡大になるのか。

また今後の動きについてまとめたので見ていきましょう!

「ラマダン」は3密を満たしてしまう?

「ラマダン」はイスラム教の儀式で、日没後の食事や礼拝を共にすることで信徒同士の親睦を深めあうのを目的としています。

しかし、この共に行動するという点が今の現状にふさわしくないのではないかとされています。

また「ラマダン」では断食を行いますがそれにより感染リスクを高めてしまうのではという懸念もあります。

断食をすることにより体力が低下し、コロナウイルスに体が対抗できなくなってしまうからです。

宗教上の理由とはいえ今回は身の安全を最優先に世界は動いているようです。

今までは「ラマダン」により信徒同士の親睦が深まりあい良い関係を築き上げてきた者たちで栄えていました。

しかし現状の悲惨さを考えると「ラマダン」を通年通り行うわけにはいきません。

そのため世界各国ではコロナウイルス対策を万全にするよう呼びかけをしています。

また宗教指導層の間でも様々な意見が飛び交っているようですね。

マレーシアのムヒディン首相は「ラマダン」がコロナウイルス拡大につながることを警戒しています。

4月10日にムヒディン首相は国民に「礼拝所に行くことなく家族で家で礼拝を行ってほしい」と呼びかけました。

実はマレーシアでは2月27日から3月1日にかけて行われた集会が大規模なクラスターとなり、ウイルスが拡大してしまう大惨事を招きました。

それを受けて「同じ過ちを繰り返したくない」という強い思いからラマダンだけでなく夜市の禁止も決まりました。

中東では最大の人口を誇るエジプトでもコロナウイルス対策に追われているようです。

マレーシア同様集団行動の自粛や夜市の禁止など不要不急の外出は避けるようにと警告をしています。

またエジプトではこの時期になるとテレビドラマのCM作成が盛んになりますがどうしても人が密集してしまうため現在見合わせ中になっています。

出演自体を見合わせる俳優もおり、ドラマの7割は中止か延期になってしまうといいます。

他の国でも対策は取られていますが今だ感染拡大の勢いは止まる気配がありません。

「ラマダン」に限らず今は集団で何かする、ショッピングに出かけるなどの行為は避けた方が身のためです。

宗教上とても神聖な行事が中止になるほどコロナウイルスは脅威です。

いつ自分に降りかかってもおかしくない状況です。

世界各国で相応の対策を取っている今我々日本国民ができることは最低限外に出ないこと。

ショッピングや旅行なんてもってのほかです。

世界中が手を取り合ってコロナウイルスを撃退すべく今自分が取れる最善の行動をしていきましょう。